日頃から仕事、育児、家事と精を出しているお父さん方、お疲れ様です。そしてこれを読んで、「育児も家事もやってねーよ!」と思ったお母さん方、すみません笑
この記事が気になり、目にしてくれたお父さん方は特に育児に力を入れていると思います。もうこの時点で自分をほめてください!大真面目です!素晴らしいです。
そんなお父さん方に突然ですが、自分なりに育児を頑張ってしているつもりだけど、疲れたりしんどくなったりすることってありませんか?
「もう子育てしたくない!」とふと思ったことありませんか?
そう感じる方はかなり多いと思います!根拠なき自信
お母さん対象ではありますが、「ママをやめたい」と感じた人は全体の70%を占めたというデータもあります。一生懸命育児にも力を入れたいと思っているパパ・お父さん方もそう感じている人は多いはずです。
正直に言うと私はあります!特にコミュニケーションが取りづらい乳幼児期がそうでした。
今回は、もう子育てはしたくないと感じたときの具体的な解決策について記事にしました。実際、私自身がこの解決策で乗り切れたので、ぜひ実践して体感してほしいなと思います。全部が全部読者の皆さんに当てはまらないと思いますが、試してみる価値はあると思います!

初心に帰って楽しく育児を楽しもう!

実践することで上記のようになればばっちりです!
まずは、なぜ子育てをしたくないの原因を考えましょう!そのあとは具体的な解決策を紹介します!
「行動することが結果につながる」をモットーに激しく働く私立教師!土日はがっつり部活動のため、常に嫁対策を忘れない!3人の子どもがたくましく成長するため、様々な教育を家庭で実践!
教師歴10年で得た経験と知識、コミュニケーション検定中級を活かして、主に嫁と子どもへのコミュニケーション関連の情報をお父さん方に発信しています!!
早速結論です!!
もう子育てしたくないと思う原因は様々ですが、基本的には精神的・体力的な余裕の無さです。
またその具体的な解決策は
・6秒耐える
・自分の自由な時間を作る
・思い出を振り返る
・睡眠時間を確保する
・手抜きを作る、頑張りすぎない
・子どもの行動を予測する
の6点です。具体的な解決策なのですぐにでも実践できると思います。
これらを通して仕事も育児も新たな気持ちで、再出発できると思います!頑張り過ぎず、初心に帰り、育児を楽しみましょう!
重要な点は太字やマーカー (また注意点は水色マーカー)をつけています。
流し読みに活用ください!
目次
もう子育てしたくないと思う原因
先ほどもお伝えしましたが、もう子育てしたくないと思う原因は、基本的には精神的・体力的な余裕の無さです。
仕事は朝から晩まで、帰ってからも家事や育児、仕事が立て込んでしまった日などは過程に持ち帰り、仕事をするということもあるのではないでしょうか?
やるべきことが多すぎて容量オーバーになっています。プシュー
逆に言うと、精神的・体力的な余裕がないと育児は楽しめません。仕事などでも同様なことが言えるのではないでしょうか。余白を作ることで、新しいアイデアや落ち着いてタスクがこなせるものです。
精神的な余裕の無さの例
時間に追われている
これはあるあるでしょう笑
例えば朝の保育所への送迎は、時間にも追われていてすでに余裕がない!こんな状態で朝ごはんを食べない、着替えない、泣きまくっている、かんしゃくを起こしているなどなど…発狂しそう笑
時間の概念は大人より当然乏しいです。
冷静に考えればわかることですが、そのときはそんなことを考える余裕もなく「早くしなさい」「急ぎなさい」を連呼します(*´Д`)
子どもたちの予測不能な行動
いきなり子どもが泣き出す、食事を床に落としまくる、飲み物をこぼす、言葉足らず過ぎて子どもが何を言っているかわからないなどなど
大人目線で言うと「これくらいやってくれよ~」と感じることだらけです。もちろん「子どもだから」と割り切れれば良いのですが、(実際にそうですからね)こういう行動が続くとため息をつきたくなる気持ちは大いに分かります。
夜泣きもそうですね。
仕方ないことと分かっていても、対応は正直大変です。「子育てから離れたい!」と感じてしまいます。
完璧を求めて過ぎる
「親としてしっかり躾しなくちゃいけない!」という気持ちが強すぎて、あれもダメこれもダメ、こうしなさい、ああしなさい、と口酸っぱく言ってしまう。
私もつい言ってしまうタイプですが、この原因を知ってからは意識して余裕を持つようにしています。原因を理解するだけで、対応は十分可能です。
またカッコいいパパ・父親でありたいという気持ちも同様です。頑張りすぎて、張り切りすぎて、結果自らを追い込んでしまっています。もったいない!せっかく意欲は高いのに、自らそのエネルギーを0にしてしまうのはもったいない!
体力的な余裕の無さ
疲れている
特に仕事の影響が大きいと思います。朝から晩までエネルギーをすべて費やして働いてしまう人は気をつけましょう。
もちろん精一杯仕事に向き合うことは悪いことではありませんが、子育てにも影響が出るほど疲れている場合は、ときにはふと立ち止まり、何のために働いているかを考えることをおすすめします。
「帰宅後はすぐに寝たい」
「休日だからだらだらしたい、休みたい」
そういう気持ちが強い人は疲れている証拠でもあるので、注意が必要です。
仕事含め家事などやることが多い
私は休日もガンガン部活動をやるタイプの教員なので、もともと活発的な人です。ただやることが多すぎて精神的な部分もありますが、体力的にしんどいときが多い気がします。
「眠て~」と感じることが多いです笑(ちなみに私は、そう感じたら脳や身体が疲れているサインとして認識しています)
株式会社象印マホービンの父親の家事・育児に関する意識調査によると、父親の家事・育児の参加頻度を聞くと1位が「週3日程度」の35.7%、次いで「毎日」が25.5%、3位が「休日のみ」で19.9%、以下、「週に5日程度」15.3%という結果となりました。
つまり父親が家事・育児の頻度はだいたい週5日以上であり、全体の約40%を占めるということが分かりました。
仕事も頑張り、家事も頑張りって大変ですね。体を休めるときを作らなければ当然、育児に影響が出ます。それは育児から離れたくなり、休みたいという気持ちが先行してしまいます。
「もう子育てしたくない」気持ちの向き合い方
先ほども伝えたように、もう子育てしたくないと思う原因は主に、精神的・体力的な余裕がないことです。
そのイライラを抑えて「子育て嫌だー!!」という気持ちを少しでも減らして、おおらかな気持ちで子どもと接してほしいです。我々親に余裕が生まれれば、子どもたちへの接し方も随分と変わるはずです!私自身も実践している内容であり、効果はあります!ぜひ試してください!
6秒耐える
社会ではよく人間関係に悩む人が多く、特に近年ではその改善の手段として、自分自身の怒りとの付き合い方が注目されています。一般社団法人日本アンガーマネジメント協会理事の戸田久実さんは、様々なメディアで怒りを抑えるためには6秒間の時間が必要だと伝えています。
怒りは脳の大脳辺縁系で生まれるのですが、その怒りが生まれてから理性を司る脳の前頭葉という部分が働くまでにはタイムラグがあります。その時間が、約6秒なのです。ですから、イラッとしてもムカッとしても、6秒やり過ごすことができれば理性が働いて怒りに任せた衝動的な行動を防ぐことができます。
そして、6秒をやり過ごすために「怒りに10段階で点数をつける」という方法を試してください。怒りをまったく感じていない穏やかな状態を0点、頭が沸騰しそうな激しい怒りを感じている状態を10点として、自分が怒りを感じたときに「いまの怒りは何点くらいかな?」と考えるのです。
すると、点数をつけることに意識が向き、6秒なんてあっという間に過ぎますから、理性の力によって怒りに任せた行動ができなくなるという仕組みです。
理由は上記に記載されている通りですが…
これを子育てに応用してみました!(`・ω・´)シャキーン
これ!おすすめです!私は「怒りに10段階で点数をつける」わけではなく、深呼吸しながら6秒数えるということをしています。(もちろん怒りに10段階で点数をつけるでもOK)
例えば子どもが片付けをまったくせず、何度言っても聞きません。怒りがふつふつと湧いてきます…イライラしてきました。雷を落とす前に
目をつぶり、大きく1回だけ深呼吸をし、脳内で6秒数えます。
「1、2、3、4(私は4秒あたりで解決策を考えます)、5、6」
そしてどうしたら解決できるのか、どう伝えれば理解してくれるのか、そもそも年齢的に厳しいのか、難易度が高いのかなど、冷静になって考えることが出来るはずです。
何度か実践するために意識して行うと、イラっとした瞬間に6秒ルールがすぐに頭に浮かびます。そうなったらしめたものです。
これをうまく活用できれば、自己嫌悪にもならずにスマートに対処できます。
自分の自由な時間を作る
一番の理由としてはリフレッシュ効果に期待ができるからです。自由な時間を作り、その時間を好きなことにあてましょう。自分の心の満足度を高めましょう。
私の場合だと、体を動かすことです。主に筋トレ、ジョギング、サッカーやフットサルといったところでしょうか。おすすめは筋トレです笑
時間がかかる、お金がかかりすぎる趣味などはおすすめできないです。
また新しいことに挑戦することも良いと思います!
自分自身が楽しまなければ、育児を楽しめるわけありません。子どもにも良い影響を与えられません。
そのためには妻のサポートが必須です!そこを忘れることなかれ!
そして引き算が必要です。仕事の仕方を変える、家事を減らすなど今までやっていたことを減らす、無くすことが必要になるはずです。
思い出を振り返る
子どもって…かわいいものです笑
余裕がないときは可愛さ余って憎さ100倍。イラっとすることが多いはずです。
そういうときは思い出を振り返ってみましょう。一番のおすすめは今まで撮った写真をテレビにつないで視聴することです。
私の場合はスマホアプリの「みてね」を活用して、2~3か月に1回、家族全員でテレビで思い出を振り返ります。
子どもたちも楽しそうに思い出を語りますし、何より親の幸せを満たしてくれます笑
思い出を振り返ったあとは「これからも子育てを頑張ろう!」という気持ちにさせてくれます。
また保育所や学校でもらった作品を飾ったり、入れ替えたりすることも有効です。これも子どもたちと一緒にするとなお良いと思います。

と話してくれます笑 このアウトプットは教育的な観点からも非常に重要です。
うちの子どもが通っている保育所ではお絵かきをすることが多く、子ども自身も塗り絵やお絵かき、工作などが大好きです。
お絵かきや塗り絵は作品として、簡単に壁に張り出ししています。
こういう作業で子どもの成長を実感することができ、私たち自身に「今まで育児を頑張ったな~」と肯定することも出来ます。
睡眠時間を確保する
体力的な余裕がない人におすすめなのは、睡眠時間を確保することです。
当たり前やんけ~と思いますよね笑 ただ意外とおろそかにしている部分だと思います。
私がおすすめしているのは子どもを寝かしつけるタイミングで自分も寝ることです。
どうしても子どもが寝た後に自分の時間として、晩酌したり、のんびりテレビを視聴したりすると思いますが、個人的には非常にもったいない過ごし方をしていると思っています。まぁこれがリフレッシュの1つと割り切るのであれば構いませんが、睡眠時間を削ることだけはおすすめしません!
寝る時間を子どもに合わせることで、しっかりと睡眠時間を確保します。メリットはこれだけではなく、慣れてきたら早起きして自分の時間を確保できることです。
4時に起きれば2時間くらいは自由な時間が確保できているので、先ほども述べたようにジョギングをしたりと好きな時間に充てることが出来ます。私はブログの記事を書いたりもしています。だいたい21時就寝、4時起きです。私は7時間睡眠くらいがベストです。
また昼寝も推奨します!15~20分程度の昼寝であれば仕事の休憩時間で活用が出来ます。目を覚ました後はかなりスッキリして、仕事の生産性もあがるはずです。ぜひ試してください!
手抜きを作る・頑張りすぎない
完璧を求めすぎると、自らを追い込んでしまいネガティブな思考に入ってしまいます。そうであれば、最初から「これとこれは頑張らない!」と決めた方が、余裕も生まれ楽になります。
私の場合は夕飯を手抜きしています笑
もちろん栄養面は気にかけています(野菜あるかな~、揚げ物に偏ってないかな~レベル)が、正直めんどくさいことが多く、レパートリーもそこまで多くないので、冷凍食品を頼りにしています笑
またすぐに食べられて、一品ものとして食卓に出せる納豆、豆腐、漬物なども多用します。
弁当を購入するのもありです。手料理にこだわらなくていいと思います。
他にも子どもと遊ぶときも、がっつり一緒に遊ぶこともありますが、気が乗らないときは、そこまで頑張りません。適当に遊びます。
遊びながら筋トレしたり、ストレッチしたり…また要所で遊んであとは兄弟同士で遊ばせる、お風呂場で水遊びをさせるなどなど。安全に気を配る最低限のことはして、放置することもあります。
さらに掃除も手抜きしています笑 手抜き多いな~笑
日頃から意識していることは子どもの食後の掃除くらいです。さっと拭き掃除する程度。
子どものおもちゃの片付けもおおきな箱を準備して、これに入れたら片付けはひとまずOKレベル笑 この作戦は大成功です。めちゃくちゃ楽です。休日など余裕があればジップロックなどで種類ごとに分けて片付けます。…数日経てばまためちゃくちゃになりますが気にしない、気にしない。
正直1か月に1度くらいしか、ジップロックの仕分けをしませんが、最近では子どもたちも理解したのか、たまにやってくれます!ヤッター
代行業者に任せることも手段のひとつです。
余談になりますが、時間に追われることがよくないので、ゆくゆくは洗濯機を乾燥付き洗濯機に変えて、洗濯ものを干す時間を無くしたり、皿洗いを食洗器に変えて時間を短縮させたいなと思っています(*´Д`)絶対やるぞー
子どもの行動を予測する
いきなり子どもが泣き出す、食事を床に落としまくる、飲み物をこぼす、言葉足らず過ぎて子どもが何を言っているかわからないなど
原因でもあげたように、余裕がない中でこんなことされると余計にイライラしますよね。
そこでおすすめするのは未来予知です笑 ナニソレ
「あ~、きっと泣くだろうな」
「あ~、これ飲み物こぼすだろうな」
子どもの行動を予測することで、「〇〇してしまったら△△しよう」と準備ができます。
「泣いたらひとまず抱っこするか~」
「泣いたらひとまず話を聞いてやるか~」
「泣いたら少し放置してみるか~」など対応もその子の年齢や状況に応じて変えてみることも必要です。このへんは各家庭の教育方針の色が出るところでもあります。
重要なことは子どもの行動を予測し、準備をすることで、余裕が生まれるはずです。
そして当然ですが、子どもは大人ではありません。基本的にはできないものなのです。できるようにするためにはスモールステップ、細かく小分けにして教えていきましょう。失敗しても大丈夫。失敗なんて気にしない。
我々親もそういう考えをもって接することで、対応もまた変わっていくはずです。子どもにはどんどんチャレンジして、経験から様々なことを学んでほしいと思います。
とはいえ叱る場面も出てきます。別記事にしているので、気になる人はぜひ読んでください。【関連記事はこちら】2歳児からの叱り方【具体的な父親の叱り方】5歳まで対応可!
まとめ
今回は「もう子育てしたくない」と思う父親・パパ向けに記事を書きました。
原因は様々ですが、基本的には精神的・体力的な余裕の無さです。
またその具体的な解決策は
・6秒耐える
・自分の自由な時間を作る
・思い出を振り返る
・睡眠時間を確保する
・手抜きを作る、頑張りすぎない
・子どもの行動を予測する
の6点です。
これらを実践して、仕事も育児も新たな気持ちで、再出発できると思います!最後まで読んでいただきありがとうございます。
頑張り過ぎず、初心に帰り、育児を楽しみましょう!
私のブログでは子育てに関する知識や経験を、教師視点もいれつつ情報を提供しています。良ければ人気の記事も参考にしてください!