乳幼児へのコミュ術

【3~5歳】我慢が出来ない、片付けしない子どもへの具体的な対応

【この記事はこんな方々におすすめ】

・我慢が出来ない子どもへの対応が知りたいお父さん

・夕ご飯を食べない子どもへの対応が知りたいお母さん

・片付けをしない子どもへの対応が知りたいお父さん・お母さん

視野が広がり様々な場面で、新しい発見や好奇心をくすぐられてしまう3~5歳の幼児期は、常にワクワクが止まりません笑

じっとして!どうして我慢できないの?
ご飯全然食べないし、どうしたらいいのかしら…

 

そんな悩みを持つお父さん、お母さんも多いはず!そこで今回は3~5歳の幼児期にあるあるの悩みの対処方法を、実際に3児の父のオヤメンが経験談のもと、紹介したいと思います。

また2歳のお子様がいらっしゃるご家庭もこれからの対策にぜひ参考にしてください。

 

【情報発信者】 私立高校数学教師 3児の父親 オヤメン

 

高校生とその保護者と関わるなかで得た経験と知識を基に、乳幼児期から高校大学まで見据えてた様々な教育を、我が家庭で実践中!

重要な点は太字マーカー (また注意点は水色マーカー)をつけています。

流し読みに活用ください!

こんな悩みにさくっと解決策

しょうもない見出しですが笑

すでに先ほど述べたような困ったことがあれば、ある程度の対処方法が存在します。一発で効く場合もありますが、なかなか効かないときもあります(なかなか手強い…)

そしてお父さん、お母さんが大変な思いをしないように!負担にならないように!これが重要です。手抜きも大切!という視点を持ち、解決策をさくっと紹介!ではいきましょう!

じっと我慢することが出来ない

スーパーやコンビニのレジで並んでいるときに(ワーワー)電車内で(ワーワーワー)

全く聞いていません笑 基本的にはじっと我慢することが出来ません。特に外出中は周りの人の目も気にするので、叱りづらい部分があります。「頼むから一発で理解してくれよ」と願いつつ、同時に子どもに分かりやすく伝達しなくてはいけません笑 「じっとして!静かにしなさい。」ではなかなか通じません。

 

私がおすすめする対処方法は「環境を変えて伝えること」です。

まずは目を見る。場所を変える。(難しいなら体の向きを変えるでもOKです。)低い声に変える。声の大きさをあえて小さくする。険しい表情に変える。

まずは子どもに「あ!なんかいつもと違う!」と思わせる環境を作りましょう。そのうえで約束をします。私の場合はオープンクエスチョンで「ここは何をする場所?周りの人はどう思う?どうなりそう?じゃあどうしたらいい?」と問いかけるスタイルです。

そんな余裕がないときは「ここではしゃぐと周りに迷惑だから、静かに出来るか?」といつもと違う口調で端的に話します。短く!たらたら長く話してしまうと、聞けない姿にこちらもイライラ笑 基本的には長く聞けないので、できる限り短くしましょう。長すぎてすねたり、泣く場合もあります。

5歳の長男は比較的1度で理解してくれますが、3歳の長女はまだわかっていない気がします。へらへらすることもあるので、何度も言い聞かせることが必要です。これは根気がいりますし、すぐに出来ることではありません。長い目で見てあげてください。

ご飯を食べない

せっかく作った料理をめちゃくちゃ残す。作った人の気も分からず…

この対応策としていくつか紹介します。一つ目は「ご褒美」です。これは即効性があるやりかたです。「全部食べたらおやつあげるよ~」ですね笑 その発言後は比較的頑張って残さず食べようとします。

次に「夕飯前は何も食べない」という方法です。もしくはお昼のおやつを減らすという方法もありです。大人と違ってお腹に何か入るとすぐに満たされてしまいます。我が家では逆算して、最低でも夕食3時間前からは何も食べさせないようにしています。(ここは各家庭で相談してください!)そうすると子どもたちから「お腹すいた~」というはずです。こうなればこっちのもの!

また「苦手なものから食卓に置く」という戦略もとります笑

先ほど述べた「夕食前は何も食べない」やり方から、こどもたちが座ったあと「先に食べてていいよ~」といいながらなかなか食べない料理(野菜などが多いでしょうか)を食卓に並べていきます。我が家ではサラダや汁物ですね。お腹がすいている分、スムーズに食べてくれます。

 

それでも出来ない場合は「一口チャレンジ」です笑 サラダを一口分だけ取り皿に分けて出します。野菜全般が嫌いな長男はこの一口チャレンジから少しずつではありますが、食べられるものが増えてきました。ホウレンソウやにんじんはガンガン食べます。まだまだ苦手なものも多いですが、一口チャレンジのおかげです(なんや一口チャレンジって笑)

ぜひ試してください。

片付けをしない

天国と地獄を口ずさみましょう!余裕があればYoutubeからでも流しましょう。そして「一番多く片付けした人が勝ち」ゲームを開催します笑

正直子どもだからと分かりつつも、親ながら「自分で出したものは自分で片付けろよ」と思ってしまいます。しかし子ども自ら片付けることは至難の業!まだまだ親のサポートが必要です。継続して片付けをしましょう!上記の方法は、機嫌が良いとすぐにやってくれるはずです。

 

あとは定期的にものを減らすようにもしています。使わなくなったおもちゃはリサイクル等に出品したり、工作やお絵かきもバラバラではなくまとめたり、実家に置いたりして出来るだけものは少なくなるよう工夫しています。

子どもが言っている内容が分からない

私のイメージでは4歳くらいでは、何を言っているのかはっきりと分かりますが、3歳くらいだとたまに何を言っているのかわからないときがあります。「もう一回言ってみて」と5回くらい聞いています笑 さすがの子どもも伝わらずダチョウ俱楽部の竜ちゃん並みに足をドンドンさせます笑

そんなときに使っているのが「別の言い方して」です。この問いに対してこどもたちは非常に考えている様子がうかがえます。頑張って別の言い方をしようとします。これは重要です。たくさん考えさせてください。

 

また別の言い方が出来ない場合もあります。そのときはキーワードを言ってあげます。

「学校の話?料理の話?テレビの話?」

探偵です笑 どんどん絞っていくとだいたいわかります。

「あ~!テレビの○○の△△のマネをしていたのか~!?」と少し大げさに言うとめちゃくちゃ喜びます。そこで言葉を教えたり、コミュニケーションをたくさん取ってあげてください!

何言っているか分からないで終わるともったいないです。子どもはコミュニケーションを図ろうとしています。粘り強く聞いてあげてください。

絵が描けない、文字が書けない

周りのこどもたちと比べて、全然絵や文字が書けないと悩むお父さん、お母さんは多いはず。全く気にしないでいいです。少なくとも小学生で書けるようになります!大切なことは興味を持たせることです。

一緒に絵を描いたり、塗り絵をしたりと鉛筆を持つことから始めましょう。

文字に関しては「書く」よりも先に「読む」を習得しなければいけません。街中で「ひらがなを当てるゲーム」をしたり、五十音用紙をお風呂場に貼って遊んだりと、まずは読むことの楽しさを教えましょう!

ある程度読めるようになれば、書くことにも興味を持ち自発的にやってくれます。これは時間がかかることです。長期的な視点を持ちましょう。

まとめ

ざっと幼児期に起こる問題と解決策を提示しましたが、これらが自発的に解決してくれれば最高ですね笑

「子ども自ら行動できるようになってほしい」という方は別の記事で紹介しています。これまた参考にしていただけたら嬉しいです!

【関連記事】【自発的に】勉強する、片付けする子になる方法

幼児期は本当に大変ですよね。子どもの将来を考えて、しつけを含めここでたくさんの経験を積ませてあげたいものです。そのためにはお父さん、お母さんの力が必要です。少しでも我が子のためという気持ちがあれば、積極的に子どもたちとの時間を取ってください。イライラすることもあるかと思いますが、今回の解決策を参考に行動していただけたらと思います。お父さん、お母さん、子育てを楽しみましょう!!